画像解析システムについて

富樫外装のドローン点検では赤外線カメラを使用して壁面のヒビや浮きを計測します。その赤外線カメラのデータを画像として処理し、数字標高データやオルソモザイク画像データを作成する最新ソフトウェアシステム『Pix4Dmapper』を使用しています。
高精度の処理結果と操作性においても優れた機能を保持しているので、出来上がった3次元データは実際の正しい形状を再現することが可能となっています。
この『Pix4Dmapper』を導入することで、ドローン点検のあとに確認いただける点検結果がより実際の建物との誤差が少ないものとなります。

3つの機能

初期処理

撮影した画像ファイルからタイポイントと呼ばれる特徴点を作成し、レンズの歪みやカメラの焦点距離を調整を行い、撮影位置の計算や誤差計算を行います。

点群・3Dメッシュ作成

初期処理で作成されたタイポイント(特徴点)をもとにして、高密度点群と呼ばれるデータや3Dメッシュデータを作成できます。

DSM・オルソモザイク作成

点群や3Dメッシュデータを用いて実際に数値標高データ(DSM)やオルソモザイクデータ作成ができます。

Pix4Dmapperを使用するメリット

Pix4Dmapperは精度の高い三次元データを正確に作成できるソフトウェアです。
同じ写真から3Dモデルを作成した事例を見比べると、他社のソフトウェアでは特徴点が得られない場所も三次元形状を作成して見栄えは良いですが、三次元形状としての復元性に大きな違いがあります。Pix4Dmapperは写真測量などプロフェッショナル利用で求められる 「正しい形状」 を再現するための処理を行うことができるので、詳細なデータを必要とする外壁点検などでは違いも明らかにわかってきます。

他社ソフトウェアにて作成

Pix4Dmapperにて作成